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 先週はMacの新OS、Mountain Lionにアップグレードする際の注意点に触れた。2006年以前に発売されたMacにはMountain Lionはインストールできないので、唯一の「導入準備」としては新しいMacの購入資金を準備するという笑えないお話をした。さて、幸運にもアップグレード可能な機種をお持ちのユーザーの場合、どんなところに注意しておくべきか、ポイントをまとめておこう。アップグレードでこれまでやってきた仕事がストップしてしまうようではしゃれにならない。悪夢を見ないためにぜひ押さえておくべきところを紹介する。

仕事をできるだけ止めないために

 前回、システムをアップデートする前に新しい外付けハードディスクを用意して、そちらにMountain Lion(以下、ML)をインストールする、という方法を紹介した。こうしておけば、以前から使っていたアプリが動かない、再インストールができないといった事態が起きても、即座に元のバージョンに戻して起動させることができる。システムを異なるボリュームに納めておき、必要な時に自由に切り替えてリブートできるのがMac OS Xの良いところだ。その機能を積極的に使うようにしよう。

 しかし、ノート型のマシンでは外付けのドライブから起動させるようにすると可搬性に問題が出るため、そうしたくないユーザーも多い。そのような場合は、これまで使っていた内蔵ドライブのシステムをいったん、丸ごと外部ディスクにバックアップした上で、内蔵のドライブに上書きインストールするか、いったんすべてを消し去り、新規インストールする。

 このようにすれば、何か非常事態が起きた時には、先に完全バックアップを取っておいた外付けドライブを起動ディスクに指定すれば、即座に元の状態に戻れる(図1)。

図1 Mac OS Xでは複数の起動ドライブを切り替えて使うことができる。外付けディスクにバックアップした後、必要な時に「システム環境設定...」の「起動ディスク」を選択して切り替える。
図1 Mac OS Xでは複数の起動ドライブを切り替えて使うことができる。外付けディスクにバックアップした後、必要な時に「システム環境設定...」の「起動ディスク」を選択して切り替える。
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 具体的に複製をどう作るかは次ページ以降で解説する。

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