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 iPhoneやiPadを使って家電製品のリモートコントロールができるのは周知の事実だが、同じ「リモコン」といっても、アプリや周辺機器アダプターの作り方、設計方針で使い勝手は千差万別。単純に従来システムをそのまま置き換えただけのものから、iOSならではの双方向性を生かしたとても便利なものまでピンキリだ。

双方向性生かしたリモコンの代表、アップル純正「Remote」

 「リモコン」といえば、どの家庭にも5、6個は転がっているタバコケースほどの物体。十字矢印キーやボタンがたくさん付いていて、番組を選択したり、録画番組を削除するのに苦労して使っておられることだろう。ライブラリの名前を修正できるものもあるが、チャンネル番号キーや矢印キーで文字入力するのは至難の業だ。

 アップル純正のリモコンアプリ、「Remote」は、そうした製品の単なる置き換えではなく、よくできている方の見本だ。道具立てはちょいと複雑で、iTunesが動作しているMacないしはWindowsパソコン、同一のネットワークに接続したApple TVが基本要素だ。Apple TVから先は大画面のテレビにつないだり、Apple TVから出ている光オーディオをサラウンドAVシステムなどにつなぐ。

 道具立てがそろったところで「Remote」を動かすと、Apple TVに付属しているリモコンの代わりに、「上下左右移動」、「決定」などの操作ができる「ジェスチャーコントロールモード」と「iTunesライブラリのコントロールモード」のどちらかが使えるようになる。特に、後者の「iTunesライブラリのコントロールモード」で使うと、今回話題にしている双方向性を生かした「リッチな操作環境」が実現する。操作画面はこんな感じになる(図1)。

図1 Mac上で動いているiTunesライブラリをコントロールしてApple TV上で再生させるiPad用の「Remote」。アルバムや楽曲の選択が実にスムーズ、スピーディにできる。右端にドットが縦に並んだ部分があるが、ここを触ると頭文字で一気にスクロールさせることができる。この機能により、何万曲も入ったライブラリでもサッと選べる。
図1 Mac上で動いているiTunesライブラリをコントロールしてApple TV上で再生させるiPad用の「Remote」。アルバムや楽曲の選択が実にスムーズ、スピーディにできる。右端にドットが縦に並んだ部分があるが、ここを触ると頭文字で一気にスクロールさせることができる。この機能により、何万曲も入ったライブラリでもサッと選べる。
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