パソコンやデジタル製品は、使ってみて初めてわかることがたくさんあるもの。この連載では、パソコンが趣味の私、いとうまい子が、気になる製品を実体験し、メーカーに取材します!
簡単に作りたい人、凝りたい人、どちらのタイプも満足できそう

8月18日生まれ。愛知県出身。TBSドラマ「不良少女とよばれて」で注目を浴びる。ほかの芸能人に先駆け、自ら公式ホームページ(http://mai.co.jp)を開設したり、NHK「趣味悠々」のパソコン講座で進行役を務めたりと、パソコンが得意。現在は、医療系プロジェクトのナビゲーター役などで幅広く活躍中。
もうすぐ年賀状を準備する季節ですね。年賀状ソフトを使ってパソコンで作りたいと考えている方は多いのではないでしょうか。今回は定番ソフトの「筆まめ」を取材してきました。
最近はプロのデザイナーに頼んでしまうことが多いのですが、以前は私も筆まめで年賀状を作っていました。パソコンを買ったばかりの96年あたりから、10年間ぐらいは毎年買っていたんですよ。使いたい写真とその雰囲気に合う文字を組み合わせて、自分でオリジナルのデザインにできるのが魅力でした。久しぶりに触れることになりますが、どのように進化しているのでしょう。
まず驚いたのは、操作画面が見やすいこと。「オープニングメニュー」を開くと、大きなアイコンと絵が表示されて、宛名の作成から文面のデザインまでできることがひと目でわかります。はがきの作成中は、画面の上部に「文面デザイン選択」「イラスト入れ替え」「文章の編集」といった操作の流れが表示されるので、迷うことなく進めました。
使える素材は、デザインのテンプレートと文字やワンポイントのイラストといった細かいパーツを含めて23万点。インストール用DVDで3万点を、インターネットでダウンロードすれば23万点すべてを使えます。こんなにあると迷ってしまいそうですが、「定番」「目上の人向け」「友人向け」というようにジャンル分けされているので目的に合わせて選べます。テンプレートのデザインは、筆文字のオーソドックスなものからアート風、写真を大胆に使ったものまでいろいろ。好きなものを選ぶだけで簡単に年賀状ができますよ。
年賀状ソフトは毎年どう進化しているの?
オリジナリティーのある年賀状を作っていただけるように、素材数を増やしたり、写真を加工するための機能を高めたりしています。こういうと「難しそう」と感じる人もいるかもしれませんが、簡単な操作で細かく調整ができるようにしていますので、初心者の方も安心してください。
年賀状や暑中見舞いだけでなく、シールやカレンダー、罫線の入った便箋も作れます。1年を通して使っていただきたいですね。
