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 2013年は、昨年以上にiPadの出番が多くなるだろう。新年1回目の連載として、より便利なiPadの使い方をご提案したい。デジタルガジェット好きとしては、年の初めに1年間どんなふうに使っていくのか考えてみるのも楽しいはずだ。

 まずは今年の展望から。iPadがタブレットの中で盤石な地位を占めている状況は、今年も揺るがないだろう。我々iPad好きが他のデバイスに浮気をしたくなることも、まずないはずだ。例えば、安価な「Nexus 7」や「Kindle Fire HD」あたりを興味半分で購入したとしても、「iPadの方が格段に良い」と思うはずだ。

 iOSとAndroidは盛んに競っているが、そろそろアプリの本数競争をするのはやめた方がいいと思う。数ではなく、デキの良いアプリが何本あるかが勝負なのだ。その点、iOSはAndroidの数倍のアプリが用意されている。少なくとも、僕にとってのAndroidタブレットはまともな手書きアプリさえない状況だ。

 ただまあ、これまでのように1人勝ちするのは難しい。Androidタブレットだけでなく、Windows 8のタブレットもいよいよ登場してくる。こちらは、別の意味で優れたアプリがある。Windows用のソフトウエアがほぼすべて使えるのだから強敵だ。

「iPad Retina」(第3世代)を利用する機会が多い。キーボードを付けてモバイルノートのような使い方をしている。使い方によって、キーボードやケースなどを使い分けられるのがiPadの良いところ。
「iPad Retina」(第3世代)を利用する機会が多い。キーボードを付けてモバイルノートのような使い方をしている。使い方によって、キーボードやケースなどを使い分けられるのがiPadの良いところ。
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