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 みなさん、モバイルしていますか? モバイル環境で欠かせないのは、ネット接続です。LTEや3G機能を内蔵しているスマートフォンの場合は、場所を選ばずに利用ができますが、こうした通信機能を備えていない無線LAN機能のみのパソコンなどを利用する場合は、ネット環境の確保が課題になります。公衆無線LANも各社から幅広く提供されるようになってきてはいますが、確実にネットに接続するためには、自前で回線を用意した方が安心です。そんなユーザーに人気なのが、モバイルWi-Fiルーターですが、一風変わった端末がリリースされています。ウィルコムから発売されている「PORTUS」です。

 何が変わっているかというと、「PHS通話機能と、3Gのテザリング機能が搭載されている携帯電話」なのです。とはいえ、「モバイルWi-FiルーターにPHSが内蔵されていて通話ができる製品」と言えるほど、個性的な端末になっています。あくまで、モバイルWi-Fiルーターがメインという割り切り製品になっています。

 外観は普通のPHSですが、まず重量感が違います。バッテリーはスマートフォン並みの1700mAhを搭載しています。PHSとしては破格の容量です。そして、端末の右サイドには、Wi-Fiルーター機能のオン/オフができるスライドスイッチがあります。PHSとしてはシンプルな端末で、Web閲覧機能はありませんが、通話とメールはできます。つまり、通話のできるモバイルWi-FiLANルーターという表現がピッタリの機種になっています。

 早速、写真でご紹介します。

図1 「PORTUS」の外観です。シンプルなストレート携帯です。
図1 「PORTUS」の外観です。シンプルなストレート携帯です。
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図2 本体横のスライドボタンにて、Wifiルーターのオンと、キーロックができます。
図2 本体横のスライドボタンにて、Wifiルーターのオンと、キーロックができます。
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図3 スライドボタンにてルーター機能をオンにできます。30秒ほどかかりますが、ルーター機能が起動します。
図3 スライドボタンにてルーター機能をオンにできます。30秒ほどかかりますが、ルーター機能が起動します。
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図4 ルーター起動中は3Gにて接続している状態がアイコンで表示されます。
図4 ルーター起動中は3Gにて接続している状態がアイコンで表示されます。
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図5 ルーターを起動して1時間ほどで、発熱の注意が出ました。本体は結構熱くなります。
図5 ルーターを起動して1時間ほどで、発熱の注意が出ました。本体は結構熱くなります。
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