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 先週、スキャナーで資料を読み込んだ後の処理方法としてMacに標準装備の「プレビュー」アプリがすごく役に立つ話を書いた。ページの天地、逆順修正、ページの分割、結合など「プレビュー」内でサッと修正するノウハウを伝授した。しかし、逆順になったページをサッとひっくり返す方法までは触れられなかった。そこで今日はさらにマジックをご紹介。そこで活躍するのは「Automator」だ。超簡易プログラミング環境とでも言うべきこのアプリ、Macに標準装備。これも、使わなきゃもったいない。

まずは「プレビュー」だけでこなしてみよう

 先週紹介した「プレビューアプリ」は、手動でページ順を入れ替えられる。PDFファイルを読み込み、ページのサムネールを表示させておいた後、直接移動させたいページをつかんで、任意の場所に持って行く。こうして逆順ページで読み込んでしまった資料を正しく修正する。Macの最新OS、「Mountain Lion」の場合、この操作をするだけで、特に保存操作をしなくてもファイルがどんどん更新されてしまうので、注意が必要だ。

 操作を間違えてしまっても、それぞれの変更履歴は「バージョン」として保存されているので、いつでも元に戻れる。しかし、ちょっとした変更だけでどんどん新しい文書バージョンとして保存されていくので、逆に面倒に感ずる人も多いかも知れない(図1、図2、図3)。

図1 スキャナーで読み込んだ紙面が、置き間違いでページ順が反対になってしまった。数ページのものなら「プレビュー」アプリのサムネールをつかんで前後に動かし、調整することができる。
図1 スキャナーで読み込んだ紙面が、置き間違いでページ順が反対になってしまった。数ページのものなら「プレビュー」アプリのサムネールをつかんで前後に動かし、調整することができる。
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図2 Mountain Lionになってページに加えた操作が即座に保存されるようになった。特別に保存動作しなくても失敗しないようにという親心だが、困ることもある。間違って修正した場合は「ファイル」メニューから「バージョンを戻す」を選び、戻す対象を選択する。今回は「すべてのバージョンをブラウズ...」を選んでみよう。
図2 Mountain Lionになってページに加えた操作が即座に保存されるようになった。特別に保存動作しなくても失敗しないようにという親心だが、困ることもある。間違って修正した場合は「ファイル」メニューから「バージョンを戻す」を選び、戻す対象を選択する。今回は「すべてのバージョンをブラウズ...」を選んでみよう。
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図3 すると、過去に編集した文書がバージョンを追ってズラリと表示される。適切なバージョンを探して「復元」する。
図3 すると、過去に編集した文書がバージョンを追ってズラリと表示される。適切なバージョンを探して「復元」する。
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