PCを購入する際に、不要になったPCを下取りに出したり、中古PCを選択するといったことを考えたことはあるだろうか。
実は、賢くPCを買い換えるという意味では、これらは極めて有効な手段となる。しかも、売るタイミングと買うタイミングをうまく捉えれば、よりお得に買い換えることもできる。
NECパーソナルコンピュータ 東日本テクニカルセンターの星野敬正センター長は、「下取りに出すのならば、売るべきタイミングがある。そのタイミングは、デスクトップPCとノートPCで異なる。タイミングを見極めることが大切だ」と語る。
NECパーソナルコンピュータは、メーカー認定の中古PCとして「NEC Refreshed PC」事業を展開している。その再生作業を行っているのが群馬県太田市の同社群馬事業場である。
NEC Refreshed PCは、同社がエンドユーザーから直接NEC製のPCを買い取り、これを群馬事業場で再生。半年あるいは1年のメーカー保証をつけて販売店に出荷する中古PCだ。事業開始から10周年を迎えた今年度は、3年保証という中古PCとしては異例の製品を特別に出荷するなど、メーカー認定PCならではの特徴を前面に打ち出している。
この買い取りの状況をもとに、下取りに出す絶好のタイミングをある程度算定でき、賢い買い換えにつなげることができるというわけだ。
では、賢い買い換えにはどんなコツがあるのだろうか。