「980円プラン」といえばイオンSIMだったのが…
イマドキ、スマートフォンをバリバリ使っている人は多いだろう。ただし、2台目のスマホや、スマホでもあまり大量にデータを使うモバイル接続はせず、メールやメッセンジャーなどのテキストコミュニケーションとちょっとした検索程度だ、という場合、あるいは主に使うのは自宅などのWi-Fiで、外出時にはほとんど電話用途でネットを緊急時のみにしている場合。そういった理由で接続料金を抑えたいという人におすすめなのが、月1000円以下のモバイル接続プラン。
最近、ちまたのスマホ事情も落ち着いてきて、初代のAndroidスマホを機種変更して、元のスマホが余ったとか、中古ショップやネットオークションなどで中古のスマホを安く買うなどが可能になってきている。ゆえに、2台目のスマホとして使ったり、家族などが使ったりできるようになり、そうした「お下がりスマホ」に入れておく安価なSIMの需要は高まっていると思う。さらに、PS Vitaなど、3G通信SIMスロットを装備した携帯ゲーム機なども発売されてるし。
ところで、「月1000円以下のモバイル接続プラン」といわれてすぐ思い付くのが、イオンの980円SIM(イオン専用月額サービス「b-mobileSIM プランXA」)。NTTドコモのFOMA回線を使い、日本通信がMVNO(Mobile Virtual Network Operator)として提供するサービスで、全国のイオンで購入できる。通信速度は150kbpsと低速だが、月額980円という安価な料金で利用できるのが特徴。
筆者もこのサービスが始まって間もなく利用してみた(当時は100kbps)。そのあたりはこの記事にも書いた通り、メールやWeb検索なら何とかイケて、地図はちょっと難しい(待てば出るので不可能ではないが…)、動画やネット通話はダメ、みたいな感じだったのをよく覚えている。ただしまあ、使用目的がけっこうメインのスマホであったこともあり、あまりにも速度が遅くてやめてしまった。