進化系ダブルクリップの形は「トライアングル」「円柱」
ダブルクリップの弱点を克服したクリップは、ほかにもあります。まず、大幅にかさばる問題を解決したのが、「トライアングルクリップ」(ヤマサキデザインワークス)です。その名のとおりトライアングル型のクリップで、厚さはゼムクリップほどです。ところが、バネに使用するステンレス材を使い、トーションバーというバネの仕組みを取り入れてはさむため、50枚の書類でもしっかりはさめます。
めくりにくさの問題を解消したのが、「マカロニクリップ」(パレット)です。7×30mmの円柱型で、30枚までの書類をはさむことができます。復元力が強い樹脂を使用しているため変形しにくく、脱着しやすい構造で、見た目のおもしろさがあるのも大きな特徴です。「トライアングルクリップ」同様、省スペース収納できるため、机の引き出しに入れていても邪魔にはなりません。