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直井研究員(以下直井):所長~。A広告社の浅野さんから、久しぶりにメールをいただきました。

平野所長(以下平野):1年ぶりじゃないか? 用件は何だい?

直井:浅野さん、4月から転職されたんですって。A広告社は3月末で退職したそうです。その挨拶のメールでした。

平野:なるほど。さらなる活躍を期待したいね。最近は、浅野さんのように、転職や異動の連絡にメールを使うケースが珍しくなくなってきた。以前のように「異動の挨拶をメールで済まそうとするなんて非常識だ」といった風潮はなくなってきたよ。

直井:そうですね。

平野:まずはメールで連絡して、必要に応じて電話をかけたり会いに行ったりと、使い分けている人が増えたね。メールで連絡を受けても「失礼な人だな」と思うことは少なくなったよ。

直井:むしろ連絡がない方が「どうしたのかなぁ」って思いますよね。メールで連絡すること自体は、問題ないと受け入れられています。

平野:ただし、転職や異動、あるいは退職のメールは頻繁に送るものではない。だからこそ、送り方が問われるよ。

直井:送り方といえば、「BCCにて失礼します」と一言断りが入った一斉送信メールを受けとったことがあります。

平野:そのとき、どう思った?

直井:滅多に会わない人からの連絡であれば、あまり気になりません。連絡していただけただけで十分というか。でも、ちょくちょくやり取りしてきた人から一斉送信で連絡を受けると寂しかったりもします。「その他大勢」でくくられてしまったような気がして。

平野:なるほどね。

直井:私のために一から作成したと思われる丁寧な文章のメールをいただいたこともあります。

平野:どう思ったかな?