新しく入手したGALAXY S IIIだが…
筆者のメインのAndroidスマホは、長い間、この連載の前回で初期化したGALAXY NEXUSだったが、つい最近、その後継であるGALAXY S III(ギャラクシーS3)を入手。こちらのマシンで、アプリのテストやキャプチャーをしようという算段だ。
ところがこのS III、NTTドコモが販売しているものゆえに、ドコモ関連のアプリがたくさんプリインストールされていたり、「おサイフケータイ」やワンセグなどの便利機能も満載していたり、というところまではまだいい。下に並ぶAndroid機特有の3つのボタンがくせものだ。筆者の持つほとんどのAndroid端末が、「戻る」ボタンは左、と相場が決まっているのだが、S IIIはなんと、右に付いているのである。
“ニュートラル”なAndroidがお気に入り
筆者のAndroid的履歴は、主なものを挙げていくと、「Light Tab」(ZTE/日本通信)、「IDEOS」(HUAWEI/日本通信)、「Optimus L-07C」(LG/ドコモ)、「GALAXY NEXUS」(SAMSUNG/ドコモ)、「NEXUS 7」(ASUS/Google)といったところだ。
詳しい人ならお察しのとおり、携帯電話会社(キャリア)が販売しているOptimus L-07CとGALAXY S III以外は、わりと“ニュートラル”なAndroid OS搭載機だ。この2機だけが、いろいろカスタマイズされていて、使いにくい。筆者はこれらの端末を日本通信のSIMで運用するか、SIMを入れずにWi-Fi運用しているので、ドコモ独自のアプリはほとんど使えないし。
そうそう、GALAXY NEXUSも、使いづらい2機と同じドコモの発売だが、これはGoogleのフラッグシップシリーズのものだったからか、ドコモ独自のアプリは数個入っているだけで、あとは“素”のAndroidという珍しいモデルだ。おサイフやワンセグなどの便利機能も皆無。そんなところが筆者の気に入っている理由でもある。