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「Dropbox」のパソコン向け専用ソフトはすごく便利だが…

「Dropsync」
(ttxapps、Android、無料・有料のProキーあり=499円)

 「Dropbox」は、パソコンやスマホで、いつでもどこでもネット環境さえあれば簡単にアクセスできるオンラインストレージ。スマホ時代の昨今、便利に利用し使いこなしている人も多いだろう。

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 このDropboxをパソコンで利用するためには、基本的にWebブラウザーを使う。たくさんのファイルをアップしたり、頻繁にファイルを閲覧したり編集したりする人向けの専用ソフトも用意されている。

 専用ソフトを使うと、「お気に入り」に「Dropbox」というフォルダーが作られ、そこにクラウド上のフォルダー構成が再現され、実ファイルが置かれる。ファイルの変更は定期的に同期される。このフォルダーにアクセスすれば、クラウドを意識せずに、オンラインストレージ上のファイルやフォルダーが使える、というわけだ。

図1 けっこうスグレモノなパソコン用のDropboxアプリを入れると、「お気に入り」→「Dropbox」フォルダーにクラウドのフォルダー構成が再現され、ローカル感覚でファイルを使える
図1 けっこうスグレモノなパソコン用のDropboxアプリを入れると、「お気に入り」→「Dropbox」フォルダーにクラウドのフォルダー構成が再現され、ローカル感覚でファイルを使える
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スマホ用Dropboxアプリは使い勝手が違う

 ところで、スマートフォンやタブレット端末からもDropbox専用アプリを使って、Dropboxにアクセスできるわけだが、これはまあ、Webブラウザーでアクセスするのと変わらない。アプリからDropbox上のファイルを開いたり、ファイルをダウンロード/アップロードしたりする。これを、パソコン用のDropboxソフトと同様の使い勝手で、スマホ内のフォルダーに実ファイルを置いて同期できないか、ということを考えた。

図2 同じく筆者のAndroidのDropboxアプリの画面
図2 同じく筆者のAndroidのDropboxアプリの画面
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 これができれば、例えばパソコンからDropboxの「sumaho」フォルダーに、スマホに入れたいファイルを放り込んでおけば、すぐにスマホ内の「sumaho」フォルダーにも同じファイルが入るわけだ。ちょっとした時間に目を通したい書類をここに入れておくとか、スマホで聴きたい音楽をここに入れるとか、使い道は工夫次第で無限にありそう。