みなさん、モバイルしていますか? Windows 8発売と同時にリリースされた日本マイクロソフト製タブレット型パソコン「Surface」。まずは、「Surface RT」という、OSとしてWindows 8とは違うタブレット向けのWindows RTが搭載された機種がリリースされていましたが、いよいよ、Windows 8 Proが搭載された「Surface Pro」が6月7日に発売されることになりました。発表会の様子をレポートします。
発表会でのプレゼンテーションの内容を抜粋すると以下になります。
- ユーザーに選る購入意欲が高い。ポイントは、キーボードが使えること、Officeが使えること、USB外部接続ができること、アプリが使えること、などがある。
- 新色タッチカバーのマゼンダピンク発売で、Surfaceの女性ユーザーが増えている。
- 販売パートナーを拡大。全国1500店舗。
- 電磁誘導式専用ペンによる手書きが可能。筆圧感知機能搭載、600dpiで高精細の表示、直接紙に書いているような書き味にて使用可能。
また、質疑応答がありました。抜粋すると、以下になります。
- 周辺機器のSurface RTとSurface Proの互換性について、キーボードのみ互換性があるが、他のアダプター類はPro専用になる。なお、ProのバッテリーはRTでも使えるが、RTのバッテリーはProでは使えない。
- バッテリーのもちに関しては、時間は公表しない。ソフトウエアアップデートにてバッテリー時間が変化するために公表していない。だいたい4時間ぐらいは体験として使える。
- このタイミングで発売する理由としては、米国で2月発売で大きな需要があり、日本向けに十分な在庫の準備と256GBを日本で初めて発売したいため。
- Windows 7へのダウングレードはサポートしていない。Windows 8専用となる。
- SIM内蔵モデルは、これからニーズを見ながら検討したい。
- Surface RTとSurface Proの販売比率としては、仮想競争相手を考えると(筆者注:iPadのことと思われます)、RTが売れてほしいという希望はある。
- 価格が安い印象があり、他のメーカーへの影響があるのではないか、という質問には、キーボードを付属させると、他のメーカーと同じくらいになる、と返答。
以上、Surface Proの発表会のレポートでした。Surface RTでは、デスクトップで稼働するアプリケーションが、従来のWindowsと互換性がないため、購入を躊躇するユーザーが多い印象がありました。Surface ProはWindouws 8 Proが搭載しており、デスクトップアプリケーションが稼働するため、現在のノートパソコンユーザーにとって選択肢の中に入るようになります。ノートパパソコンとタブレットの両方で活用できるSurface Proをユーザーが、どのように使いこなすのか、楽しみです。