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「そう言われれば…」「…だと思った」は、「死に情報」…

 こちらからいろいろと話をした時に、「そうだと思ったんだ」とか「ああそれそれ」「そんなの当たり前じゃん」などと、したり顔で言われることがある。でも、こちらが話す前には全く相手から出て来なかった情報について、そういう風に言われてしまうとムカっとする。

 筆者も他の人の話を聞いていて「言われてみればその通り」と思うことは多い。でもそれを「そうだと思った」「当たり前じゃん」などとしたり顔で返すことは避ける。「言われてみればその通りだけど気が付かなかったよー、教えてくれてどうもありがとう」といった感じで謙虚に受け止めることにしている。

 誰かから指摘されるまでもなく自分からきちんと説明できたり、小学生にでも伝えられるぐらいに理解したりしていなければ、そのことを情報として保有しているとは言えない。自分の頭の中にあっても、すぐに口から出て相手に伝えられなかったり、誰にでも分かるように説明できなかったりする情報を、筆者は「死に情報」と呼んでいる。逆に、いつでも口から出てきて、人にも分かりやすく説明できる情報を「生き情報」と呼ぶわけだ。

 せっかく買ったり入手した便利な道具でも、しまい込んでいて必要なときに取り出せないようでは困る。使いたい道具は、すぐに取り出せる場所に置いておかないと意味がない。「死蔵」という言葉があるが、情報に関しても同じことが言えるだろう。