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 上野鈴本演芸場の隣にツタヤがあるので、出番前の空き時間に面白い本がないかふらりと立ち寄る。もともと本は好きなのだが、モンスターハンターに夢中になっている時期があり、それっきりパタッと読まなくなってしまった。しかし、ある時、気が付いた。リオレイアを倒すための武器と防具に費やした膨大な時間は自分に何の利益をもたらさない。ただ倒したという達成感を感じるだけだと。はっきり言って時間の無駄。だから今、一生懸命ゲームやってるあなた、やるなとは言わないけど息抜き程度にね。俺みたいに朝から晩までやっていたら人生すぐに終わっちゃうよ。

 さて、そのツタヤは店員さんがそれぞれオススメ本にコメントを書いてくれているので、とても参考になる。新刊本が1日どれだけ出ているか知らないが、全部に目を通すわけにはいかない。面白い本だってあっという間に新しい本に飲み込まれてしまう。俺の初小説「ギンギラ落語ボーイ」もそうでした……もうどこの本屋にもおいてありません(涙)。でAmazonで売っているよ。評判いいよ。はい、宣伝は終わり。

 そんな店員さんのオススメで手に取った小説が眠れないほどに面白いなら生きていてよかったと思うよね。ゲームでは感じないけど素晴らしい小説に出会った時って、人生得した気分になれるのはなんでだろう。実際、俺が無意識に作っている新作落語だって、今まで読んできた本が役立っていると思う。

 平山夢明作「DINER」って小説もツタヤ店員さんオススメの面白本で、殺し屋専門のレストランの話なんだけど、残酷な場面も多いがハラハラドキドキで寝る間を惜しんで読みました。もちろん仕事で移動の時にも持ち歩いたんだけど、ちょっと問題が。文庫本なんだけど厚くて重いんだよね。普通の文庫本2冊の分量あります。

 ただでさえ重い荷物が嫌いなのに、この本の重さは持ち歩くのにちゅうちょする。でも読みたい。そんなとき、切に思いました。この本が電子書籍にならないかってさ。

 最近はマンガや小説をダウンロードしてGALAXY Noteで読んでいます。大画面で読みやすいし、本を形として持ち歩かなくて済む。最初はKindleを持っていたのだが、それも無駄と分かり、今はスマホのみ。ここには麻雀マンガ「アカギ」が全23巻。ワンピースが15冊入っています。これを本として持ち歩いてたら何十kgだよ。そんな苦労もなく、電車の中で読めるのはデジタルの進歩に感謝です。

 そういえば先日の新聞のコラムで、「最近の電車の中は、みなスマホでメールやネット、ゲームばかりやっていて本を読んでいる人がいない。みな同じことに夢中になっているのは、ハーメルンの笛吹に出てくるネズミのように川の中へ集団で飛び込むようで恐ろしい」というようなことが書いてあった。でも俺みたいにスマホで小説を読んでいる人間だっているわけだから、いいんじゃない?