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 前々回、WebサービスやiOSデバイス上で行う作業の一連のワークフローを自動化するiOSアプリ、「IFTTT」を使う際の秘訣を解説した。記事掲載後、早速Facebook経由(http://facebook.com/nobuoh)で質問が飛んできた。「iPhoneで撮った写真をそのままflickrやDropboxに上げたいがうまくいかない。しかも、位置情報が付かないので、バックアップ目的では使えない」。う~~ん、なるほど。実は執筆時点ではそれがIFTTTの仕様上そうなってしまっていたのだが、先週のアップデートでこれらがすんなり解決してしまった。せっかくなので、それらの補足情報を含めて、この記事自体をアップデートしておこう。

IFTTTのエンジンは常にアップデートして進化

 IFTTTが機能はユーザーのリクエストなどにより、常に改良され進化している。連携するWebサービスやiOSアプリが拡充していると共に、組み込まれた動作も少しずつパワーアップしている。アップデートはIFTTTのクラウド内エンジンが改良される場合と、今回のようにiOSアプリがアップデートされる場合がある。

 今回の問題は、iOSデバイスで撮った写真が指定のサーバーに転送される際、写真の解像度が下がってしまう上に、撮影地点の位置情報がもともと付いているのに、転送後は無くなってしまうということだった。私も、iPhoneで撮った写真をflickrなどの写真共有サイトに片っ端から送って、バックアップの代わりにしようともくろんでいたのだが、当てが外れた組だ。iPhoneで撮った写真には位置情報が付いているので、これを元に他のGPS機能無しのデジカメで撮った写真にも、後付けで位置情報を付加しようとしていたのだが、2週間前にはそれができなかったのだ。

 冒頭で紹介した質問者には、当初それが仕様ですと答えるしかなかったのだが、先週、iOS用のIFTTTアプリがアップデートされて、問題は解決した。iOSデバイスの中に新しく保存された写真をIFTTTがアップロードする際に、できるだけ生のまま転送するように改良されたのだ(図1)。

図1 iPhoneで撮った写真をIFTTTを使ってSkyDriveに自動転送させた。ご覧のように、フルサイズで撮影場所情報、撮影機器情報などが埋め込まれている。SkyDrive上のブラウザーで確認できる。
図1 iPhoneで撮った写真をIFTTTを使ってSkyDriveに自動転送させた。ご覧のように、フルサイズで撮影場所情報、撮影機器情報などが埋め込まれている。SkyDrive上のブラウザーで確認できる。
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 注意すべきは、今回の改良で位置情報付きで転送されるのがデフォルトになったこと。従って、もし、その情報を外部に流出させたくない場合は、転送先のサービス内できちんと「非公開」設定にすることを忘れないように。