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●散布図は習うより慣れよ

 散布図、別名XYチャートは、使い方がよく分からないからと、敬遠している人も多いに違いない。しかし「習うよりは慣れよ」と言うとおり、やはり実際に使ってみるのが肝心だ。ここではビジネスですぐに役立つ事例を紹介しよう。

 散布図を作成する際の基本は、一つの要素についてXの値とYの値、この2種類を用意する点だ。図1では、B列とC列がそれぞれXの値とYの値に相当する。このB1:C4を選択して「挿入」タブの「散布図」→「散布図(マーカーのみ)」を選ぶと、最もシンプルな散布図を作成できる。

最もシンプルな散布図を作成した
図1 B1:C4から「散布図(マーカーのみ)」で、最もシンプルな散布図を作成した。B列が散布図の項目の値(Xの値)、C列が散布図の系列の値(Yの値)になる
図1 B1:C4から「散布図(マーカーのみ)」で、最もシンプルな散布図を作成した。B列が散布図の項目の値(Xの値)、C列が散布図の系列の値(Yの値)になる
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「ん、何でタイトルや凡例に営業利益と表示されたのだ」

 順に説明しよう。グラフは項目と系列から成る。散布図も同様だ。例の場合、B列が散布図の項目、C列が散布図の系列になる。縦棒グラフをイメージしてもらいたい。一般に項目は横軸(X軸)、系列は縦軸(Y軸)にくるものだ。それを念頭に個々のデータマーカーのXとYの値を見ると、B2:C4の値と合致していることが分かるだろう。

 また、この散布図では系列が一種類しかない。これにより系列名、今回の場合だとC1の「営業利益」が、凡例やタイトルにそのまま表示されたわけだ。