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 先週は、取材で1週間米国にいました。このときに、米国の電気店で、Windows Phoneを買ってみました。Windows Phone 8を搭載したフィンランドのノキアの「Lumia 520」で、米AT&Tのプリペイド電話として販売されていたものです。もちろん、AT&TのSIMロック付きですが、99ドルと安かったのが理由の1つです。

 Windows Phoneについては、7.0、7.5と評価はしたのですが、記事として扱うことはありませんでした。これらは、画面キャプチャーが禁止されているという「バカ」な仕様だったからです。「できない」のではなく、禁止されていたのです。理由は、Windows Phoneを買う通信事業者やユーザーなどとの関係で、マイクロソフトが訴訟に巻き込まれないように、「法務部門」が禁止したというものだそうです。話を聞くと、あまりにばかばかしくて、扱う気にもなれませんでした。もちろん、抜け道もありましたが、マイクロソフトが禁止しているものをおおっぴらに出すわけにはいかないし、こうした機器の記事を作成することにおける画面キャプチャーの重要性をまったく理解していないのですから、扱う必要もないと判断しました。

 Windows Phoneについては劣勢が伝えられていますが、その理由の1つは、立ち上がり時期に、ブログなどを含めて記事がほとんどなかったことが大きな理由と言っていいでしょう。どういうものであるかをビジュアルで伝えることができないものを、好んで、伝える人はいません。伝えたくても、読者にインパクトをあたえる写真がないのですから、どんなにがんばって記事を書いても、読む人は少ないし、ページを見たとしても文字ばかりで、使われている写真がみんな同じ(広報用写真の提供は行われていました)では、同じような記事の繰り返しにしか見えません。

 Windows Phone 8では、マイクロソフトもようやく間違いに気がついたようです。現在では、Windowsキーと電源キーを同時押しすることで、画面キャプチャーが可能になりました。

 そういうこともあって、そろそろ評価してもいいのかと考えていました。Lumia 520は、海外の通販サイトでもSIMロックフリーのものが150ドル程度で販売されています。話のネタにでも買おうかとは思っていましたが、Nexus 7の新製品など、Android系だけを見ても新製品が途切れることもなく、タイミングを逸していたという感じでした。