PR

 失礼ですが、ご自宅は、一軒家でしょうか? それとも集合住宅でしょうか? 一軒家の場合だと気がつかないこともありますが、集合住宅だと、コンクリートに隔てられているとはいえ、最近では到達範囲の広いIEEE 802.11nのアクセスポイントも普及しているので、近所の無線LANアクセスポイントやBluetoothデバイスが見えてしまうことがあります。場合によっては、一軒家でもお隣のアクセスポイントが見えてしまうことがあるでしょう。

 以前は、この問題について、チャンネル割り当てという点からチェックしてみました。今回は、使い勝手の点からこの問題を見てみましょう。

隣の家のアクセスポイントが見えちゃう

 お隣のアクセスポイントが見えてしまうこと自体は、技術的な問題にはなりません。電波なので、届いてしまうのはどうしようもないのです。また、実際には、見えていたとしても、利用しているチャンネルがぶつかっていないなら、速度低下の原因になることもありません。

 ですが、実際にノートパソコンなどを使うということを考えると、アクセスポイントを指定するときに、無関係のものが多数並んでいるというのは面倒なものです。AndroidやWindows 8では、無線LANアクセスポイントの設定をデバイス間で同期してくれるので、新規のデバイスでも、自分のアクセスポイントが上位に表示されるようになります。また、無線LANにしかつながないというのであれば、アクセスポイント一覧を見ることもないでしょう。イーサーネットで有線接続を行う、自宅内の別のアクセスポイントに切り替えるといった場合だけ、アクセスポイントのリストを見ることになると思います。

 筆者の場合、ノートパソコンやタブレットでも、使える場合には、有線で接続します。一応、家の中は、ギガビットイーサーネットでネットワークを引いていて、どこでも接続できるようにはしています。ただ、場所によっては、必ずしもスイッチングハブに空きポートがなかったり、無線LANを使いたい場合もあります。また、仕事部屋のように多数の機器がある場合、一般的な8ポートのスイッチングハブではちょっと足りません。現在、2つの8ポートスイッチングハブとルーターのスイッチングハブ(ギガビットイーサネット対応)で20ポートあるのですが、相互接続用に各ハブごとに1つふさがってしまうため、17ポートになります。このうち、半分以上が定常的に接続されているもので、つなぎ替えて使うようなポートが4つ程度残っているのですが、それでも全部のマシンを常に接続しておくことができません。

 そういうわけで、機器によっては、有線で接続したり、無線で接続したり、切り替えて使っています。また、アクセスポイントは、5GHzで1つ、2.4GHzで2つあります。ゲーム機を使っているのではないのですが、2.4GHz帯の片方は、インターネット接続用のみで、メインで使っているネットワークとは分離されていて、筆者宅内のネットワークに接続している他のデバイスが見えないようにしてあります。これは、記事執筆などでネットワーク関係の画面キャプチャーをするときに、隠さねばならないものが表示されるのを防ぎ、あとから画像を加工しないで済むようにしているからです。

 最近の無線LANルーターは、ゲーム機用に分離されたSSIDなどを提供するため、1つのルーターが複数のアクセスポイントを兼ねることが少なくありません。筆者宅にあるルーターの1つは、1台で最大4つのアクセスポイントとして動作します。このため、電波が到達する軒数は少なくても多数のネットワークが表示されることになります。

 こうしたとき、隣近所のアクセスポイントがいくつも見えると邪魔に感じることがあります。Windowsなら、このようなときに、アクセスポイントを表示させないようにできます。

近隣の家のネットワークが見えていると、リストにスクロールバーが表示されるぐらいのアクセスポイントが表示されてしまう。
近隣の家のネットワークが見えていると、リストにスクロールバーが表示されるぐらいのアクセスポイントが表示されてしまう。

自分のアクセスポイント以外を表示させないようにすると、こんなにすっきり。スクロールバーも表示されなくなる。
自分のアクセスポイント以外を表示させないようにすると、こんなにすっきり。スクロールバーも表示されなくなる。