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 先日、スマートフォンのiPhone 5sを購入したところではあるが、ガラケーも5年ぶりに新調することとなった。今回はその顛末記である。

 ケータイは長らくガラケーとスマートフォンの「二刀流」で来ていた。iPhoneを使うようになり通話も含めてiPhoneの使用率が高まり、ガラケーは徐々に存在感が薄れつつあった。もうガラケーは解約してiPhoneで一本化してもいいのではないかとさんざん考えた。しかしなかなか決心できず、「ガラケー問題」が風前の灯火として残っていた。

モバイルSuicaに未練

 最後の最後まで「iPhoneではできないが、ほしいもの」として残ったのがモバイルSuicaである。スマートフォンのケースなどにSuicaが使えるカードを挟み、オートチャージを設定しておけば、日常的にはそう大きな不都合は生じないはずだ、とも考えた。

 しかし、大きな未練がひとつあった。車内でのグリーン券購入である。年に数回あるかないかという頻度ではあるが、長旅で普通列車のグリーン席を使うことがある。普通列車でも移動可能な距離に限定されるものの、新幹線より安上がり。旅行という高揚感あるシチュエーションも手伝って、とてもいい記憶と結びついている。

 筆者は計画なく1人で行動するタイプなので、「○時発の電車に乗ろう」なんてあまり考えない。駅の改札に入ってから乗り換え案内で電車を選ぶ。グリーン車両で空席を見つけてから扉付近でモバイルSuicaアプリにてグリーン券をポポポと購入する。購入処理が終わると、空席に移動して天井のICカードリーダーにタッチして座る。iPhoneに一本化すると、こうした体験はもうできなくなる。そこに未練があった(ホームにあるグリーン券購入機を使えばいいのだが)。

Androidも検討したが、やはりiPhoneから離れられず

 モバイルSuicaにこだわるなら、スマートフォンをiPhoneではなくおサイフケータイ機能が付いたAndroidにするという選択肢もあった。しかしiPhoneは捨てられないし、だからといってiPhoneに加えてAndroidまで手を広げ、スマートフォンを2台使い分けるなんて個人的には“スマート”ではないような気がした。

 何よりも「パケ放題」は1台分にしておきたいという切実な問題がある。それなら片方でテザリングして、もう片方ではWi-Fiで使うということも考えた。しかし日常的にはスマートフォンは1台にするか、スマートフォンとガラケーを1台ずつに抑えておきたかった。