日本ではボーナス商戦、米国ではクリスマスのホリデーシーズンとなり、新製品の発表が相次いでいます。先週はWindows 8.1が発表された関係で、パソコン関係の発表が多く、特に今回は、インテルの新しいAtomである「Bay Trail」の出荷が始まることもあって、タブレットが増えてきそうです。10型クラスの製品はすでにWindows 8の頃から登場していますが、8型クラスの製品も充実しそうです。Android系もタブレットの新製品が登場しています。アマゾンのKindle Fire HDXは、かなりグーグルの新Nexus 7を意識した感じです。
この記事が公開される頃には、新しいiPadの発表も終わっていて、新製品の概要がはっきりしているでしょう。ベストバイなどの米国の販売店に行くと、ケースなどのアクセサリーの品ぞろえは、iPadとKindle Fireが中心。この2機種が大きく普及している感じがあります。
グーグルは、今週10月24日(日本では25日未明)にスマートフォンのNexus 5とともに10型タブレットのNexus 10の後継モデルを出すというウワサになっています。日本国内では、KDDI(au)、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルがiPhoneを扱い、さらに秋冬モデルの発表が行われたところです。
そういうわけで、今、日米ともにモバイル製品の発表ラッシュという感じです。ボーナスが支給される人は、それをどうするかそろそろ悩む時期に来ているかもしれません。もっとも、筆者は、自営業なのでボーナスはなく、そういうことでは悩まずに済むのですが。
スマートフォンやタブレットだけが、モバイルデバイスではありません。外出先に持っていくモバイルデバイスには、このほかに、電子ペーパーを使うような読書端末や携帯ゲーム機、ポータブルメディアプレーヤーなどがあります。また、最近では、スマートウォッチや眼鏡型のようなウェアラブルデバイスも登場しつつあります。そのほか、伝統的なノートパソコンも今新製品の発表が行われている最中ですし、携帯電話やモバイル無線LANルーターといった機器もあります。
いわゆるモバイルデバイス好きの人は、デバイスを1つに絞らないで複数持ち歩くことがあります。カバンの中はモバイルデバイスでいっぱいという人もいるかもしれません。モバイルデバイスは、自宅で使うよりも外出先で使った方が、その価値を確認しやすく、やはり入手したからには持ち歩かないとその価値を体験できません。
とはいえ、あまり多くのデバイスを持ち歩くと、カバンは重くなるし、充電の管理が大変になってしまいます。場合によっては、持ち歩いたけれど、一度も使わなかったデバイスなんかも出てくるでしょう。筆者も、かつては、そういうことがあったのですが、最近では、カバンが重いと、帰ってきてぐったり疲れてしまうし、電車で座れたら爆睡してしまうこともあります。そういうわけで、持ち歩くデバイスを「絞る」ようになりました。とはいえ、多数のデバイスがあるなら、外出先や目的に合わせて選べば良く、必ずしも特定の機器だけに絞る必要はありません。
いろいろと考えた結果、モバイルデバイスをカテゴリーでグループ分けして、グループで組み合わせを考え、目的などに応じて、グループ内で持っていく機種を選ぶといい、という結果に落ち着いてきました。