PR

直井研究員(以下直井):所長! メールの転送について質問が届いています。

平野所長(以下平野):宮田さんからのメールだね。読んだよ。

[画像のクリックで拡大表示]

平野:転送とは、自分宛てに送られてきたものを、さらに他へ送ることだね。メールには、新規作成、返信のほか、転送がある。転送は受け取った情報を簡単に他へ伝えることができるため重宝されるけれど、その手軽さゆえにトラブルも多い。今回は転送について考えてみようか。

 まず、転送は、そのやり取りに関わっていない第三者へ送ることだから、転送して共有しても問題ない内容かを考えよう。むやみに転送をすると、あらぬ誤解を招いたり、深刻な情報漏えいにつながったりすることもある。内容によっては、送信者に許可を取ってから転送したほうがよいときもあるね。もちろん、業務上必要であり、合理的な理由があれば、確認は不要だよ。

直井:宮田さんによると、他部署の課長(Aさん)からメールが転送されてくるということですが、転送する先に決まりはありますか?