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 仕事以外の撮影ではiPhoneが増えてきた今日このごろ。お散歩用に活躍していたミラーレス一眼が陰で泣いていそうである。iPhoneのカメラ性能はどんどん向上しているので侮れない。iPhoneだとモードを切り替えるとか、絞りを指定するとか、細かい設定はできないものの、手軽に撮れるのでタイミングを逃しにくいという利点もある。

 本論に入る前にちょっとした小ネタを。「iPhone 5s」のバースト(連写機能)を使って撮影した写真群について、iOS 7.0.3からはやや仕様が変わったようなのだ。

 バーストモードは動きが速い被写体でも逃さず撮れるのはいいのだが、日常生活ではバーストの恩恵にあずかるような被写体に接することはなかなかない。慎重にシャッターを切るつもりがバーストになってしまい、ほぼ同じ写真が量産されてストレージを圧迫しかねない。

 ところがiOS7.0.3からの仕様変更のようだが(これまではなかったと思うのだけどな……)、バーストした写真群から「よく使う項目」を1枚選ぶと、少なくとも初めて選択した後に「このバーストに含まれるその他○枚の写真を残しますか?」というダイアログが表示されるようになった。うっかりバーストで10枚撮ってしまっても、「○枚のお気に入りのみ残す」を選べば、必要なものだけ残してそれ以外は削除できる。

似たような写真を量産してしまいがちなバーストモード。必要な写真のみ残し、それ以外は削除できる。
似たような写真を量産してしまいがちなバーストモード。必要な写真のみ残し、それ以外は削除できる。
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気に入った写真はプリントしよう

 さて本論。今回はコンビニでの写真プリントに関する話だ。よく「気に入った写真はプリントしなさい」と言われるものの、さすがにiPhoneで撮影したものまでプリントしようという気は起きなかった。しかしなかなかいい写真が撮れたので初めてプリントしてみようと思った。

 スマートフォンならアプリ経由でプリントできる手軽さもある。パソコンに吸い上げて、SDカードやCDなどに移して、といった手順が不要なのだ。

 なおスマートフォンで撮影した写真をプリントするなら、店舗で注文する方法もある。写真プリントしてくれる店舗や家電量販店にはプリント用セルフ端末が設置されている。そこにiPhoneに接続するケーブルが用意されている。ケーブルをiPhoneにつなげて写真を選択し、硬貨を入れて少し待てばプリントされるというものだ。

 だが、今回はアプリ経由にこだわって3種類を紹介したい。アプリにこだわる理由は、近所の写真プリントのお店に行ったら定休日で、コンビニに路線変更したのがきっかけなのだけど。コンビニは日本各地にあるのに、自分のスマートフォンにある写真を任意のコンビニ端末から出力できるなんて、考えてみるとすごいよね。