Evernoteの世界はどんどん広がり続け、とどまるところを知らないようだ。特に素晴らしいのがアナログ製品との連携で、モレスキンのノートに続いて、ついに「ポスト・イット」が登場した。
文具好き、情報管理好きの方なら、今さらその価値を言うまでもないだろう。貼ったりはがしたりできる単なるメモなのだが、これが非常に便利なのだ。例えば、やるべきことを書いてディスプレイの脇などに貼り付けておき、完了したら捨てる――こんな使い方をしている方も少なくないだろう。さらに、ポスト・イット1枚に1つのアイデアを書いていき、テーブルの上に並べて連想するなど、単なるメモを超えた使いこなしもできる。
今回は、Evernoteでポスト・イットを管理する仕組みが導入されたので紹介していこう。対応しているのは、「ポスト・イットR強粘着ノート Evernote Edition」で、4色入りが1207円、1色の2パッド入りが630円となっている。
さっそく製品を手に入れてテストしてみたが、ポスト・イット自体は普通の製品と同様だ。正方形で、1辺がおよそ7.5cm程度。iPhoneの横幅よりもちょっと大きな程度である。このくらいのサイズは使い勝手が良い。細いペンで多くのメモを書くことができるし、逆に、太めのマジックで電話番号などの伝言を書いてもよいだろう。