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 アップルの新しいMac用OS「OS X Mavericks」をお試しになったユーザーも多いと思う。Mavericksがリリースされたのが2013年10月22日で、これとほぼ平行して10月17日にWindows 8.1がリリースされた。

 「お酒も、甘いものも、美味しいものならなんでも大好き」という欲張りなPCユーザーなら、そうしていると思うけれど、私も、MacBook AirでWindowsを走らせており、状況に合わせて拡張ディスプレイを利用するなどして、2つのOSを使い分けている(図1)※1

図1 拡張ディスプレイでOS二刀流(手前の画面がWindows、奥がOS X)。
図1 拡張ディスプレイでOS二刀流(手前の画面がWindows、奥がOS X)。
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 そんな日々に、一足早くWindows 8.1のリリースの知らせが届いたのである。美味しいもの好きは好奇心も旺盛。早速、Windows 8からWindows 8.1への移行を試みた。

 少々時間はかかったものの、何の問題もなくアップデートは完了した……、はずだった。

 アップデート後の異変に気づくまでに時間はかからなかった。MacとWindowsの間で共有しているはずのフォルダーがうまく機能していない。Windowsのデスクトップにあるフォルダーアイコンをダブルクリックしても、フォルダーの中身が表示されない。デスクトップはMacとWinで共有しているから、これは大変に困ったことだ。使えなくなったソフトもあり、けれども、一部のソフトはきちんと機能していたりもする。

 そうこうしているうちに、ネットワーク接続も混乱し始め、ついにはWindows側からはインターネット接続もできなくなってしまった。しかし、Mac側は何ら問題なく機能している。