多くのユーザーが待望していたiPad miniのRetinaモデルがついに登場した。液晶の調達などで発売が遅れると言われており、11月月末頃の登場かと思っていたのだが、案外早く発売された。今回はWi-Fi+Cellularモデルを借りることができたので、さっそくレビューしていこう。
初めてiPadを買う方、数世代前のiPadを持っている方は、iPad AirとiPad mini Retinaで迷っている人も少なくないだろう。僕は前モデルのiPad miniを持っていたのだが、気になるのは買い換えるか否かだ。とはいえ、iPad Airを手に入れてしまったので、予算不足から後回しにせざるを得ないのだが……。
なお、Nexus 7を含めての比較は、今後書いていく予定の読み応え重視のレビューで詳細にチェックしていくので期待していただきたい。今回は、2日ほど使ったファストインプレッションをお届けする。
お借りした製品の箱を空けてiPad mini Retinaを取り出したのだが、気分はさほど高揚しなかった。iPad Airの方が、はるかにワクワクしたのだった。
理由は明確で、実はそんな予感がしていた。フルモデルチェンジしたiPad Airに対し、iPad mini Retinaは液晶やCPUなどが変わっただけだからだ。つまりデザインは旧モデルのiPad miniと変わらないのだ。