PCおよびタブレットの販売実績を、OS別に集計すると、果たして、何が売れているのだろうか。
BCNが集計している量販店のPOSデータをもとに分析してみた。
これによると、11月に最も売れたOSは、Windowsであったが、最新のWindows 8.1ではなく、Windows 8という結果が明らかになった。
集計によると、Windows 8は全体の46.2%と約半分を占める結果となった。
特に、ノートPCだけを切り出して集計してみると、75.5%の構成比となり、実に4台に3台をWindows 8が占める結果となっている。また、デスクトップPCでも、57.2%をWindows 8が占め、こちらも2台に1台以上を占める計算だ。
Windows 8を搭載した旧モデルが割安に販売されていること、それらを購入してもWindows 8.1に無償でアップデートができること、さらに、ソニーのように最新モデルでもWindows 8を搭載しているといった動きも見逃せない。
この傾向は、12月の年末商戦が本格化しても継続しており、Windows 8が、需要の中心となっている。10月18日の発売からまもなく2カ月を経過しようとしているが、旧OSがこれだけ高い構成比で売れ続けているのは初めてのことだ。