●積み上げ棒グラフで長期推移を見る
前回(「ドーナツチャートでシェアの推移を比較した」の回)紹介したように、円グラフを2つ並べたりドーナツグラフを使ったりすると、異なる時点のシェアなどを容易に比較できる。
とはいえ、異なる時点が2期ではなく、3期や4期と増えていくと、円グラフやドーナツグラフでの対応は難しい。こういう場合には、積み上げ縦棒グラフを使うのが一般的だろう。一例を示そう(図1)。
このように積み上げ棒グラフを利用すると、市場全体の成長を確認できるとともに各社の売上推移を把握できる。なかなかよくできたグラフである。