前回の記事「IoT(Internet of Things)のかけ声とともに、2014年は何が起きる?」では「運動計、どれにしよう」という状態だったが、書き終わる頃にはほぼ心は決まっていた。書き終えた数日後にはAmazonで「Fitbit One」をポチって発注していた。
ところが。直後にソニーが米ラスベガスの展示会「CES 2014」で「コア」というウエアラブル端末を発表したというニュースを目にした。これも「NIKE+FUELBAND」や「Jawbone UP」のようなリストバンド型活動量計だ。あまりのタイミングにびっくり。「これからFitbit Oneで行くと決めたのに」とちょっとばかり悲しかった。
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余談だが、4年前に筆者が初めて自分のカメラ(ミラーレス一眼)を購入したときも、少し後にソニーが「NEX」を発表した。もし決断が遅れていたら、NEXになっていた可能性はあったと思う。最初に手にしたカメラがPENではなくNEXなら、今とは違う道をたどっていただろう。あれは運命の分かれ道だったのかも。
早速Fitbit Oneを開梱
それはさておき。ほどなくFitbitが到着した。その翌日にはFitbitアプリがアップデートされた。筆者が愛用する「iPhone 5s」では専用アクセサリなしで活動が記録できるようになったとか。
これまたあまりのタイミングにびっくり。「昨日から(専用アクセサリを)使い始めたのに……」とショックだったが、気を取り直した。「iPhoneを携行していない時の活動量も記録したい」ということで専用アクセサリを購入したのだから、きっと間違っていないのである。
Fitbit Oneを開梱してみると、中身はこんな感じ。左から充電ケーブル、トラッカー(運動計の本体)、USBハードウエアキー、クリップカバー。それから写真に取り損ねたが(すみません)、睡眠時用のリストバンドもある。