「お役立ちユーティリティ」連載が300回、と気づいて…
筆者のPC Onlineでの連載は、今のところ3つ(この「信州ITラプソディ」、「お役立ちユーティリティ」「お役立ちスマホアプリ」)である。この中で、一番古くからやっているパソコンのオンラインソフトを紹介するコラム「もっと便利に使うためのお役立ちユーティリティソフト」連載が、このたびめでたく300回を迎えた。
300回というのは、そんじょそこらの数字ではない。我ながら「継続は力なり」だと、つくづく思う。そんな筆者に「何を手前味噌に喜んでるの?」とか、思う人もいるかもしれない。
筆者はただただ、無心に書き続けているだけ。これら連載を読んでくださっている読者のみなさん、こうした場を提供してくださっているPC Onlineの担当編集さんやスタッフの方々、PC Onlineの他の執筆者さん、これらの人々がいて初めて、この連載が成立している。「継続は力なり」というのは、こうした人々に向けての言葉である。
6年前の「読者投稿欄」からの売り込みがきっかけ
かつて、書籍の執筆に疲れた筆者がPC Onlineの読者投稿欄から「何か書かせていただけませんか?」とお願いして、「ならば試しにオンラインソフトの記事を5回書いてみない?」と言われて書いたのが、第1回の記事。公開日付が「2008年1月24日」となっているので、およそ6年前のことである。
それまでパソコン関連書籍は20冊以上書いてきたが、Webメディアの記事は初めてだった。筆者の場違いな投稿を受けて、そのまま編集を担当することになったK氏のさまざまな気遣いあふれるアドバイスの賜物だったとも思う。
その5回分の評判が良くて連載回数が10回に伸び、それがさらに20回となり、それから「倒れるまで(笑)」という感じで定番化して、今に至る。