スマホ料金の節約にあれこれ悩む筆者だが…
「MVNO SIM」の活用や、スマホの音声通話料金の節約など、スマホ料金の節約にあれこれ悩んで試行錯誤している筆者。新しいサービスがどんどん出てくるので、ますます気になる。その中で、今最も気になっているサービス2つを紹介しよう。
ただしこれらはあくまで「気になる」であって、まだ筆者的に「お薦め」という段階にはなっていない。いずれ試用する機会があれば改めてレビューしたい。
1つ目は、MVNO(仮想移動体通信事業者)の草分けである日本通信(b-mobile)が新たに発売した「b-mobile X(エックス) SIM」。戸田覚さんも「Nexus 5」に入れて運用しているようだ(Nexus 5を最新格安SIMで運用開始)。MVNOのライバルの「いいとこ取り」をしているようだが、実際のところどうなのかが気になる。
2つ目は、MVNOや音声通話割引サービスのプレッシャーを受けている既存大手キャリア(携帯電話通信事業者)の1つ、ソフトバンクモバイルが発表した新しいスマホの音声通話つき料金プラン。従来の音声通話サービスに比べてどうなのか、気になるところだ。
「b-mobile X SIM」は本当に“最強SIM”?
筆者は、スマホ料金を安くしたいときに、MVNO SIMは強力な味方だと思っている。そのあたりはITproの記事「スマホの料金、ちょっと高すぎない?」を参照していただきたい。
それだけに、MVNOの草分けである日本通信が2014年1月24日、「日本通信、MVNO市場に最強のSIMを投入」というプレスリリースで発表した「b-mobile X SIM」が気になる。
「目的とライフスタイルにあわせて最適なプランが選べる!」という触れ込みで、高速通信が600MB/月分利用できて月額基本料900円(税別)の「Iプラン」、高速通信が40MB/日で月額基本料934円の「Nプラン」、高速通信が2.2GB/月で月額基本料1505円の「Bプラン」という3種類を自由に選べる。SIMカードパッケージはイオン、ヨドバシカメラ、Amazon.co.jp、b-mobile取扱店の4種類があって、どれも3000円(税別)で買える。