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 今回はスキャナーアプリを紹介する。そもそもスマホ用として発達してきたスキャナーアプリだが、実はタブレットにこそ向いているのではないだろうか。

 というのは、画面サイズの点で有利だからだ。書類を撮影してスキャンするだけなら、カメラが使いやすいスマホでいいだろう。だが、スキャンした書類を見るのにスマホの画面では小さ過ぎる。タブレットなら、より見やすいはずだ。

 ということで、今回はNexus 7で定番の「CamScanner 完全版」を試してみた。ちなみに、無料版も用意されているが、作成したPDFに透かしが入ったり、手書きメモが30回までしか使えないので、あくまでもお試し用だ。400円は、アプリとしてはちょっと高いのだが、まあ、仕事のツールとして活躍してくれるなら妥当だろう。このくらいの費用は払う気持ちでアプリを使いたいといつも思っている。

 早速インストールして利用してみた。まずは書類の撮影だが、これは一般的なスキャナーアプリと同様で、書類を正面から撮影すれば、自動でエッジを検出して切り抜いてくれる。手動で取り込む範囲を指定することもできるのだが、自動でできた方が手っ取り早い。うまく撮るコツは、背景と書類のコントラストに差を付けることだ。白い書類なら黒っぽい台紙の上で撮ると切り抜きに手間がかからない。

 なお、Nexus 7にはフラッシュが搭載されていないので、なるべく明るい室内で撮影するとよいだろう。

CamScanner 完全版
カテゴリ:仕事効率化/価格:400円


起動すると最初に利用例が英文で表示される。日本語にするか、表示をやめてほしいところだ。
起動すると最初に利用例が英文で表示される。日本語にするか、表示をやめてほしいところだ。
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書類を撮影する。普通に利用している標準のカメラとほぼ同じなので、しっかりとピントが合っていることを確認しつつシャッターを押そう。
書類を撮影する。普通に利用している標準のカメラとほぼ同じなので、しっかりとピントが合っていることを確認しつつシャッターを押そう。
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輪郭が自動で検出される。
輪郭が自動で検出される。
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