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 最近のスマートフォンには、高機能のカメラが付いています。高機能で有効解像度が大きいだけに、撮影した画像はファイルサイズが大きいものになります。そこで、自動で縮小処理をしたうえで、その画像を特定のフォルダにバックアップするプログラムを作ってみます。

画像を縮小して日付分類するプログラム

 今回のプログラムは、画像や画像が入っているフォルダをドラッグ・アンド・ドロップすると、画像を縮小します。さらに、画像に埋め込まれたExif情報(位置情報や撮影時の情報、関連記事)の撮影日を確認し、撮影日に応じて画像を自動分類するというプログラムです。

 Javaで実装されたJavaScript処理系の「Rhino」を利用していますので、Javaが利用できる環境であれば、Windows/Macの両方で利用できます。プログラムはこちら(151-program.zip)からダウンロードできます。

 Windowsであれば「gazou-small-backup.bat」に、Mac OS Xであれば「gazou-small-backup.app」に、画像やフォルダをドロップすることでプログラムを利用できます。

Mac OS Xでプログラムを実行するところ。
Mac OS Xでプログラムを実行するところ。
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 ドラッグした画像ファイルは、最大1024ピクセルに収まるように縮小して、image-backupというフォルダ以下に保存します。このとき、Exif撮影日を確認し、「2014-02」などの名前のフォルダに画像を分類して保存します。さらに、画像を縮小する際に、JPEG画像からExif情報を削除するようにしています。