●「初期設定」ダイアログの正しい使い方
グラフのパーツをダブルクリックすると「書式設定」ダイアログが開く。例えば、「グラフエリア」をダブルクリックすると、「グラフエリアの書式設定」ダイアログが開く。
「そんなこと、誰でも知ってるぞ」
もちろんそうだろう。でも、無駄なやり方でこの「書式設定」ダイアログを使っている人が意外に多い。
では、質問だ。今、「グラフエリアの書式設定」ダイアログが開いている。このグラフの凡例だが、例によって右側に配置されている。そこで「書式設定」ダイアログを切り替えて、「凡例の書式設定」ダイアログから凡例をグラフの下に移動してもらいたい(図1)。
「ふん。そんなの訳ないじゃないか。まず、『閉じる』ボタンでダイアログを一旦消す。そのあと「凡例」をダブルクリックすれば、『凡例の書式設定』ダイアログが開く。この『凡例のオプション』で、『下』を選べばよろしい」
ふふふ、私のにらんだ通り、やはり無駄な手順を踏んでいるようだな。