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スマホがいざというときの「防犯ブザー」になれば…

 最近いろいろと物騒で、松本のような地方都市でも、街のちょっと寂しいところを歩いていたりするときに、ひったくりや強盗に襲われた、というニュースが時々報道される。近頃そうした事件が起きたのが、筆者もけっこうよく歩く、駅近くのちょっとした住宅地だったりして、いろいろドキドキする。

 小学生ぐらいの頃、通学路で怪しい人などに会ったときなど、いざというときに大音響で鳴らして人を呼ぶなどするための「防犯ブザー」を親に持たされていた。添付のヒモを引くと、大きな音でブザーが鳴るしくみ。このブザーはとにかくいつも持ち歩いていただけで、実際にヒモを引くことはなかったが、何もないよりはずいぶん心強かったのを、覚えている。

 たとえば先日起きたような、静かな住宅地での物盗りなどは、こうした機器で大きな音を鳴らせば、誰かが慌てて飛び出してくるだろうし、泥棒は音にびっくりして何も盗らずに逃げていく可能性もあるなぁ、などと筆者は考えた。

 そして、スマホなら肌身離さず、もしくはバッグなどに入れて、すぐに取り出しやすいところに入れてあるだろう。このスマホがいざというとき防犯ブザーに変貌すれば、女性やお子さんなどにも心強いかなぁ、と思うわけだ。

 スマホをほかの便利な道具の代わりに使えるアプリはいろいろある。身近なところではカメラのライトを使って懐中電灯の代わり、とか、フロントカメラで鏡の代わりとか。ほかにも、虫眼鏡にしたり方位磁石にしたり、メジャーにしたりなど、いろいろなものの代わりができる。以前、Android有料メルマガで「Smart Tools」という、スマホがまさに“7つ道具”になるアプリを紹介したことがある。

 その「Smart Tools」には、残念ながら防犯ブザーの機能はない。そこで、何とかスマホを防犯ブザーとして使えないかと、さまざまなアプリを探してみた。すると、その手のアプリはたくさんあることが判明。しかし、なかなか良いものが見つからない。

スマホが防犯ブザーになる「防犯アラーム/Security Alarm」というアプリ

 筆者がスマホを「防犯ブザー」としても使うためのアプリの条件として、大切だなと思ったのは、まずは操作が簡単だということ。本当にとっさのときに使うので、けっこう気が動転している可能性があるため、なるべく操作は簡単なほうがいい。

 しかし、あまりに簡単すぎて、ちょっとした拍子にブザーがオンになって、緊急時でもないのに鳴ってしまう、という事態は避けたい。つまり、まあそこそこの単純な手順で、2回のタップ程度で済ませて、誤動作しづらい、というのが条件だ。

 あと一つ、これは、アプリを探していて気づいたことだが、中には使う際にスマホの音量を最大に上げる操作が必要だったりするものが多いこと。これもまあ、誤動作の可能性を考えれば、そのように設計する気持ちもわからなくはない。マナーモードにしていたり、たとえばデータ専用で電話機能を使っていない場合とかは、音を全く消している場合もあり得る。そんなときに誤動作したら、とんでもなく迷惑なわけだし。

 とはいえ、緊急時に大音響で鳴らない、というのは、防犯ブザーとしては致命的にダメだと思う。とにかく緊急時で気が動転していても押せるシンプル操作で、誤動作しづらい設計で、しかもどんなときにもいざオンになったら、スマホ渾身の最大音量で鳴る、というのが筆者の提示する必須条件だ。