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 最近、ニュースなどで「激安スマホ」なるものが話題です。イオンが月額2980円のスマートフォンの販売を始めたからです。この価格にはスマートフォン(Nexus 4)の分割料金が含まれ、音声通話が可能で定額制のデータ通信までが含まれています。毎月の支払いは、これに通話料が加わるだけです。そういうわけで、毎月3000円とちょっとで誰でもスマートフォンが買えるようになったわけです。

 具体的には、この商品は、b-mobileのSIMとLG電子製造のNexus 4を組み合わせたもので、イオンが通信事業者というわけではないようです。ですが、MVNOと技適を取得したスマートフォンを組み合わせれば、どこの流通業者もこうした「激安スマホ」を販売できるようです。ビックカメラ(とコジマ)も激安スマホに参入する予定で、ヨドバシなども検討中だと言われています。家電量販店などは、すでにスマートフォンやタブレットなどを販売しており、基本的な「販売力」はありそうです。そう考えると、他のスーパーなどの流通業者や家電量販店もこれに続く可能性があります。つまり、今年は「激安スマホ」の年になるのかもしれません。

 いったいどれぐらい安いのでしょうか。前回、NTTドコモの通信料金について記事を書きましたが、そのときの調査だと、Xiの場合、音声通話とデータ通信(速度制限あり)で6410円/月からです。これに端末の分割価格を入れ、月々サポートの分と相殺させると、毎月7000円ちょっと(利用期間10年未満でSH-01FをNTTドコモのオンラインショップから分割で購入した場合7274円)になってしまいます。これに対して、イオンのスマートフォンは、Nexus 4の分割端末料金(2年)込みで毎月3000円弱(2980円/月)となっています。つまり、2倍以上の差があるのです。差を4000円としても2年間で9万6000円と大きな金額です。経済事情の厳しい昨今、こうした金額は魅力的といえます。

 ちなみに、イオンのスマートフォンでは、Nexus 4の端末支払い分は1420円/月となっており、3万4080円になります。すでにNexus 5が出ていて旧機種になったため、多少値下がりしていますが、「ものすごく」安いわけでもありません。ですが、2年間の分割払いにすることで、安価なイメージを作り出しています。ただ、Nexus 4ならば、現在でも十分利用に耐えうる性能があり、今後もバージョンアップが可能な機種です。しかもSIMフリーなので、MNPも可能なら、海外旅行などで現地のSIMを使うこともできます。