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 日本時間6月3日午前2時からスタートしたAppleの開発者向けイベント「WWDC 2014」のキーノートスピーチ、ライブでじっくりと見た。事前に漏れ伝わってきたiWatchやApple TV、3000億円で買収した音楽ストリーミング事業などには一切触れられず、もっぱらOS XとiOSの改良と、開発者がこれら広範なプラットフォームをシームレスに飛び回れるように環境を整備した、というメッセージが具体的に語られた。iPhoneやiPadをMacと一緒に使うと、とてつもなく便利な世界が広がるということだ。今後ますますAppleのエコシステムが繁栄することを予感させる2時間だった。

イベントの様子はオンデマンド配信で

 ライブ中継は日本では深夜2時からの配信。日常業務で忙しいビジネスパーソンはとても付き合っていられる時間帯ではなかったが、見逃してしまった人もガッカリすることはない。自分の見たいときに心ゆくまで見られるようにできるのがデジタル配信の良いところだ。Appleは垂れ流しのテレビには手を出さない、とかねてから公言してきたが、その裏返しとしていつでもどんな機器でもじっくりと鑑賞できるようさまざまなコンテンツを用意している。

 Appleのサイトでは録画ストリーミングが流れているし、モバイルで見たい人向けにはVideo Podcastの配信がある。iPhone向けの比較的小さなサイズから大画面テレビでじっくりと確かめたい人向けには1080pのハイビジョン映像も用意されている。ダウンロードしてじっくりとチェックしてみるとよい。もうしばらくするとPodcast版は字幕も付いてくるはずだから、英語の聞き取りに自信がない人はしばらく待った方が良いかも知れない。Appleのキーノートスピーチを集めたPodcastはこちらだ。まさに百聞は一見にしかず。細かい機能の解説も含めて、ぜひ確認してほしい(図1、2)。

図1 iTunesを使い、iTunes Store内のAppleのキーノートセッションを集めたエリアに行くとたくさんの過去イベントが保存されている。再生機器向けにさまざまなサイズのビデオが置かれている。iPhoneなどで見るとちょうど良いサイズから大型テレビに映し出すと細部まで克明に見てとれる1080pの映像も置いてある。
図1 iTunesを使い、iTunes Store内のAppleのキーノートセッションを集めたエリアに行くとたくさんの過去イベントが保存されている。再生機器向けにさまざまなサイズのビデオが置かれている。iPhoneなどで見るとちょうど良いサイズから大型テレビに映し出すと細部まで克明に見てとれる1080pの映像も置いてある。
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図2 こちらは1080pのコレクション。ここから最新のセッションをダウンロードしよう。ファイルはコピープロテクトされていないので、ネットワーク内のサーバーに入れておいてApple TVやGoogle Chromecastなどを使って、大画面で視聴すると迫力ある映像が楽しめる。
図2 こちらは1080pのコレクション。ここから最新のセッションをダウンロードしよう。ファイルはコピープロテクトされていないので、ネットワーク内のサーバーに入れておいてApple TVやGoogle Chromecastなどを使って、大画面で視聴すると迫力ある映像が楽しめる。
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