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 先日、筆者の留守に、証券会社の営業担当者(かなり若い、新人さん?)が、事務所を訪れたようだった。いつもなら筆者が出て「投資する余裕はないです、すみません」などと伝えてお引取り願うのだが、そのときはたまたま家にいたダンナが応対した。筆者が留守ゆえ、また筆者のいるときに来て、との話になったのだ、という。

長さ2メートルの長い手紙が!

 そんなことも忘れて、日々に追われていたところ、ポストに1通の厚ぼったい封筒が入っていた。開けてみると、まるで時代劇に出てくるような、筆書きの長ーい手紙。封筒に入るサイズで巻いてあるが、その長さは約2メートル。きっちりとした楷書で、自分の生い立ちや趣味などの自己紹介、そして今の仕事を選んだ理由、そして仕事にかける思いや情熱などがつづられていた。

図1 証券会社の営業さんから届いた、筆書きの手紙の一部。若い世代がこうした文字を墨で書くだけで、相当大変だったと思う
図1 証券会社の営業さんから届いた、筆書きの手紙の一部。若い世代がこうした文字を墨で書くだけで、相当大変だったと思う
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 これを見て筆者は、例の証券会社の新人さんだなと、ピンときた。中身をよく読んでみると、やはりそのようだ。ダンナから聞いていた雑談の内容に合致する部分もあった。

 ダンナにそれを見せて「これ書くのにどれだけ時間がかかっただろうね」と言うと、自分ならすぐ間違えてしまうので、半日かかったって書けないよ、と言う。まあ、筆者もダンナとそうは違わないだろう。

 驚くことに、その筆書きの手紙には、修正液や修正テープの跡が1つも見当たらない。1つ間違えたら全部書き直しだったのか。とはいえ、宛名の文字を間違えていたのは、新人らしくちょっとほほ笑ましかった。