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 「魔訶般若波羅蜜多心経」 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時~~~~。般若心経である。どうした?彦いち! と言われそうだが。サッカー日本代表がワールドカップで負けたからではない。

 四国に行ったんです。四国の霊場に足を踏み入れれば、日本代表などで浮かれないのだ。代表よりも大乗という・・・・。

 先日、高知県にある四国霊場第三十一番札所の竹林寺へ行った。四国八十八箇所のうち唯一の文殊菩薩様を本尊とするお寺。空海上人(弘法大師)が修行した寺としても広く知られている。その空海ゆかりの寺で作家の夢枕獏さんが朗読会を行うというのだ。なんてすばらしい。

 獏さんの空海の小説をわくわくしながら読んだ者としては、ゆかねば! 聴きたい! と思っていたら
「え~ユメマクラです。彦いっちゃん、空海のオハナシをひとつやってもらえるかなぁ~~、その後、高知の海で釣りとかも~」という電話。「行きまっす」と二つ返事いや三つ返事でいざ高知へ。

 お遍路は以前仕事で、ほんのちょっとだけ白装束を身にまとって歩いたことがあった。その時、初めてこういうものがあるんだ、と知った。やってみたいなぁと思ったのだが、まぁ近所じゃないしな~、時間もなかなかねぇ。

 こういうことを言っては何事も前に進まないのだ・・・反省。

 それっきりになっていた。

 余談だが、我々全国いろんなところにおじゃましている。ご存知のとおり、我々の世界は江戸落語、上方落語と分かれているのだが、日本列島に見えないラインがなんとなく存在しており、我々であれば、その「上方エリア」には伺うことは少ない。

 これは縄張りとかそういう乱暴なものではなく、なんとなく昔からその土地で聴いていた噺がそれである、ということである。なので江戸落語なら東京の噺家、上方落語なら大阪の噺家が行っているというわけなのだ。

 もっともこれだけインターネットで情報が隅々までいきわたり、フェイスブックなどで人と人がつながると、両方楽しいことも知り、近年は関係なくなっている感はある。

 それでいくと四国はなんとなく上方エリアになる。不思議なことに九州は両方だが、どっちかというと江戸エリアという~境界線がなんだかもぉわからない。

 それもあって、四国に行くことはただでさえ少ないのだ。