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 先週、米国で開催されたGoogleの開発者向けイベント「Google I/O 2014」では、次のAndroidとなる“L”が発表されました。現時点では、開発者向けのプレビューなので、正式なバージョン番号や公式の世代コード名は発表されず、単に"L"のままです。

 ご存じない方に説明すると、Androidのバージョンは世代ごとにアルファベット順で「お菓子」の名前のコードネームが付きます。これは、オペレーティングシステムのようなある程度大規模なソフトウエアでは、よくあることです。このようにすることで、一定のゴールやコンセプトを持った一連のバージョンを「世代」として認識できるわけです。

 Androidのバージョン番号は大きなコンセプトの変更でバージョン番号の最初の数字がかわり、ある程度の大きな変更で次の数字がかわります。このため、「世代」をあらわすコード名とバージョン番号の対応は世代によって違います。

 たとえば、現在の最新版である「KitKat」は、4.4から始まって現在は4.4.4までになっているのに対して、1つ前の「世代」である「Jelly Bean」は、4.1.0から始まって4.3.1までありました。頭が4となる最初のバージョンである「Ice Cream Sandwitch(ICS)」は、4.0から始まって4.0.3まででした。ICSでバージョン番号が4から始まるようになったのは、それまでのタブレット専用バージョン 3.xとスマートフォン専用バージョン2.xを統合したからです。

 そういうわけで、次のアンドロイドは「世代」的には「L」で始まるお菓子の名前がついて、バージョン番号が決まるわけなんですが、今回のイベントでは、そこはまったく発表されずに“L”のままでした。この記事でも該当のバージョンをAndroid “L”、または“L”と呼ぶことにします。

 その“L”なんですが、現時点では、Nexus 5と2013年版のNexus 7用だけに「開発者プレビュー」が公開されています。大きな違いは、新しく導入されたユーザーインタフェースの「表現」のコンセプトである「マテリアル」と通知方法です。