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 現在では、ほとんどの米国のホテルでインターネット接続サービスが利用できます。もちろん、有料のところもあれば、無料のところもあります。有料のところは、無線LANに接続したあと、料金支払いのページになって、そこでクレジットカードで直接支払うところもあります。そうなると、仕組み上、別の機器からアクセスすると、支払いページになってしまって、複数の機器を接続できません。

 無料の場合でも、部屋ごとにパスワードを発行して接続できる台数を制限していることがあります。暗号化がなく複数台の接続ができる「鷹揚」なところもありますが、この場合には、宿泊客以外が接続している可能性もあり、ネットワークとしての危険度は低くありません。中には、ホテルのルーターの設定ページが丸見えというところさえあります。

 このため、宿泊客以外が接続できないように個別のパスワードなどをチェックイン時に出して、1台しか接続できないように制限しているところも少なくありません。

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米国のホテルでは、接続を1台に制限するためにWebページで認証を行うことがある。ユーザー名とパスワードを入力すると、接続時間の残りを表示する小さなウィンドウをブラウザーが表示する。これは、長時間の接続を避けるため。
米国のホテルでは、接続を1台に制限するためにWebページで認証を行うことがある。ユーザー名とパスワードを入力すると、接続時間の残りを表示する小さなウィンドウをブラウザーが表示する。これは、長時間の接続を避けるため。
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 米国のホテルのインターネット接続サービスでは、以前に比べると無線LANの電波が弱くてダメということは少なくなりました。ちゃんと客室をカバーできるようにアクセスポイントなどを設置しているということだと思われます。しかし、電波はどこにでも飛んでいってしまうため、ホテルの敷地外でも接続が可能になってしまいます。なので、近隣で勝手にインターネット接続を使うのを制限するため、接続を制限しているのだと思われます。ホテルによっては、ADSL程度でインターネット接続していることもあります。宿泊客以外が使うことで、お客さんが使う帯域が小さくなってしまうため、ある程度は我慢するしかありません。

 しかし、モバイルでインターネット接続を必要とする機器は少なくありません。また、スマートフォンをローミングで使うと、データ通信も高額になることが多く、できれば、ホテルなどではインターネット接続サービスを使いたいところです。また、最近は少なくなりましたが、有線LANでインターネット接続サービスを提供しているところもあります。