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 iPhone 6に機種変更したらWi-Fiにつながりにくくなった、という声が多い。お困りの状況を調べてみると、iPhone 6だからというよりもどうやらiOS を8にアップデートしたから、というのが主たる原因のようだ。さらに、以前の環境に上書きアップデートした人に多いようで、そういう人はWi-Fi設定を一度削除して設定をし直すのが特効薬の一つのようだ。さらに、筆者が「悩めるユーザー」の具体的状況を調べたら、Wi-Fiの通信仕様に起因する問題もありそうなことが分かってきた。設定をリセットしても状況が改善されない方は以下の対処方法も検討してみてほしい。

Wi-Fi設定を一旦削除。再設定する

 これまでつながっていたのに、iOS 8にしたらWi-Fiが見つからない、見つかっても接続できない、つながってもすぐ切れる、といった声がSNS上に大量に流れた。対処方法としては一度設定したWi-Fiアクセスポイント情報を一旦削除して、ネットワーク接続の設定をし直す、というのがひとつ。

 特に、これまでiOS 7で使っていたiPhoneをアップデートしてiOS 8に上げた人に顕著らしく、過去の設定ファイルを引き継いだ際に問題を引き起こすようで、多くの事例ではこれをきれいに削除した後、再設定すれば改善することがあるという(図1)。

図1 Wi-Fi接続のための設定を一旦削除して、設定し直す。それまでつながりにくかったWi-Fiにつながりやすくなったという報告もあるが、大して変わらなかった、という報告もあって決定打ではなさそうだ。
図1 Wi-Fi接続のための設定を一旦削除して、設定し直す。それまでつながりにくかったWi-Fiにつながりやすくなったという報告もあるが、大して変わらなかった、という報告もあって決定打ではなさそうだ。
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 ただし、この対処方法、決定的な効果があるわけではなく、いつの間にか、またつながらなくなってしまうこともあるそうだ。また、iOS 8.0.2になって改善された例も多いが、相変わらず不安定だ、という報告も相次ぎ、残念な状態が続いているようだ。IPアドレスの取得ができない、という事象も多発しているようで、その場合はDHCPをオフにするか、DHCP管理外のIPアドレスを手入力するとよい、などの情報が飛び交っている(図2)。

図2 いまだに「Wi-Fiが不安定」だという声が多い。
図2 いまだに「Wi-Fiが不安定」だという声が多い。
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 しかし、アップルの8.0.2アップデートの内容説明にはWi-Fiの接続環境改善に対する言及はないので、ユーザーがぶち当たっているWi-Fi接続の不安定性はOSの問題ではなく、Wi-Fi設備とiOSの設定ミスマッチという要素もありそうだ。