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スマートウオッチは意外にキッチンと相性が良かった……。
スマートウオッチは意外にキッチンと相性が良かった……。
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 Android Wearのスマートウオッチ「LG G Watch」をまだ評価しています。その大きさや面倒さゆえにときどき、普通の腕時計に戻したくなることがあります。たとえば、飛行機にのる場合などです。というのは、スマートフォンだけでなくスマートウオッチも「フライトモード」のオンオフをするのが結構面倒だからです。せめて、再度オフにするのは手動でもかまわないので、フライトモードのオンぐらいはスマートフォンと連動してほしいところです。大きさが気になるのは、たとえば、スーツケースに荷物を詰めるときや、PCに拡張ボードを取り付けするようなときです。普通の腕時計のときにはあまり気になりませんでしたが、スマートウオッチは大きくて、作業中にどこかに引っかかることが少なくありません。

 自宅にいるとき、筆者は、腕時計をすることはありませでした。なぜなら自宅にはあちこちに時計があるし、手首にバンドの感覚があるのが煩わしく感じるからです。しかし、スマートウオッチの評価で自宅でもずっと手首にはめたままにしていると、便利なこともあることに気がつきました。Bluetooth 4.0 LEは、低消費電力ながら、わりと到達距離があるようです。見通し範囲ならば、自宅マンションの端から端ぐらいまでは電波が届くようだし、壁の陰でも届くところもあります。スマートフォン本体を充電する場所をうまく設置すると、自宅内では、スマートウオッチのみで用が足りることも多く、かなり便利な感じです。

 カップ麺を作るときでも、「タイマーを3分に設定」でできあがりを教えてくれます。料理するような場合には、結構便利な感じです。ただ、すでに自宅には、スマートフォンやタブレット、さらにはPCなども多数あるのに、特定のスマートフォンとしか接続できないというのはちょっと不便です。たとえば、キッチンなら防水のタブレットといった使い分けが可能なぐらい、タブレットの低価格化はすすんでいて、一人でスマートフォンとタブレットの両方を持っている人も少なくありません。もちろん、外出中はスマートフォン1つだけという人もいるでしょうが、自宅などの環境を考えると、一番手近にあるデバイスと連動してくれると便利な感じがします。

 スマートフォンには、電話の契約があるので、SIMカードなどを装着した1つのハードウェアが特定されてしまいます。ですが逆にSIMが入らない機器は、一人が何台、同時に利用してもかまわないはずです。

 スマートウオッチには、音声入力というユーザーインタフェースがあり、たんなるスマートフォンのセカンドディスプレイとは違います。いわば、マウスやキーボードの同類といってもいいかもしれません。だとすれば、そばにある機器に接続してくれてもいいでしょう。実際にできないこともないのですが、Bluetoothの接続が早い者勝ちとなるために、これまで接続していたスマートフォンと切断して別の機器と再度接続しなければなりません。場合によっては、再度ペアリングする必要もあります。できれば、複数の機器と接続可能にしておいて、自由に切り替えることができるようになると便利でしょう。実際、ヘッドホンやヘッドセットには、複数の機器と同時にペアリング状態を保っておける機器があります(通話や再生はその中の1台のみになりますが)。

 後述するように手首の位置は、ウェアラブルデバイスにとって重要な位置です。その位置に置かれるデバイスには、近くにあるさまざまなデバイスに接続して利用できるような「汎用性」があってもいいのではないかと思っています。