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 取引先でのプレゼンテーションや社内外の会議では、スクリーンや会議室の白っぽい壁面にパソコンの画面などを投射し、それを見ながら説明や議論を進めるというやり方が一般的になってきた。その際にスクリーンなどに映し出すための機器が、「データプロジェクター」だ。

 プロジェクターというと、家庭でのホームシアター用として販売されている「ホームプロジェクター」を思い浮かべる人もいるかもしれない。ホームプロジェクターは映画など映像コンテンツ用であり、データプロジェクターはパソコン画面用。重視される性能や機能が異なるので、製品としては別ジャンルだ。

 多くのメーカーが、さまざまな特徴や機能を備えたデータプロジェクター製品を販売している。また、最新型であるほど新たな機能が搭載されている。そこで、このジャンルの“土地勘”を養うために、今回から3回にわたって、最新型データプロジェクターの実際に試用し、その機能や使い勝手を見ていくことにしよう。具体的な機種として、セイコーエプソンの「EMP-1715」を取り上げることにする。

手軽に持ち運びができる

 取引先などでプレゼンテーションをする場合、たいていはデータプロジェクターを持参していくことになる。そういった用途のデータプロジェクターは、コンパクトであるに越したことはない。配付資料やパソコンなど、プレゼンテーションにはデータプロジェクター以外にも持参するモノが少なくない。データプロジェクターの重量が軽くサイズが小さければ、それだけ移動の負担が軽くなる。

 EMP-1715で言えば、サイズが273×193×68mmとA4サイズよりも一回り小さく、重さも1.7kgと軽量に作られている(写真1)。実際に持った印象も軽く、片手でも楽々と携帯できそうだ。この製品の場合、携帯用ということで専用カバンも付属する。このカバンは肩ひも付きなので、肩にかけて運べば両手にほかの書類などを持ち運べて便利だ。

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写真1 今回試用した「EMP-1715」(セイコーエプソン)。本体はA4サイズより一回り小さい。片手で持ち運べるほどの重さだ