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 大きな違いがないように見えるページプリンターは、実は千差万別。細かな違いが、満足度を大きく左右する。購入に当たって必ずチェックすべきポイントは2つある。印刷速度と印刷にかかるコストがそれだ。

 印刷速度は、当然ながら速ければ速いほど快適。予算の中で、できるだけ高速な製品を選ぶのが基本中の基本である。印刷速度の単位は、1分間に何枚印刷できるかを示した「枚/分」。数字が大きいほど速い。

 仕様に「ウオームアップ時間」「ファーストプリント時間」も書かれていたら、こちらも要チェック。「枚/分」の値は、同じページを何枚もコピーしたときの速度を示したもので、プリンターが待機モードから復帰したり、印刷前にデータを処理したりする時間は加味されていない。ウオームアップ時間やファーストプリント時間で、実際の印刷にかかる時間が分かる(下図)。

印刷ができるだけ早く済み、たくさん印刷してもコストが安く済む製品ほど魅力的。ページプリンターの速度は、1分間当たり連続して何枚出力できるかで示す。実際には、データ処理など余分な時間がかかるため「ファーストプリント時間」なども重要な指標である。印刷コストは、紙代は含めず、トナーやドラムなどの合計金額をそれを交換せずに印刷できる枚数で割り算した数値で示す

 印刷コストは、A4判の用紙1枚当たり、消耗品がいくら必要になるかで示す。用紙代は含まない。紙に擦り付ける粉末状のトナーやドラム(感光体)などの部品は消耗品で、補充や交換が欠かせない。消耗品の価格が割高だと、本体が安価でもトータルコストはかさんでしまう。

 以上2点を押さえた上で、印刷結果の画質や使い勝手の良しあしも比べれば万全である(下図)。一概に数値で比較できない項目なので、できれば実際に実機を試用して評価することをお勧めする。

レーザーなどを照射して文字などをドラム上に描く際に、レーザーが1インチ当たりに描けるドット数(解像度)で画質を示す。ただ、その後ドラムにトナーを付けこれを紙に擦り付ける都合上、必ずしも解像度通りの出力は得られず、製品ごとの差も少ない
高速でコストが安くても、給紙できる紙が少なかったり、稼働音がうるさかったらオフィス利用には適さない。使い勝手の面も要チェック