PR

 国内の主要企業500社のWebサイトを対象に、その有用度を調査・検証した結果、2008年のランキングトップになったのが富士通である。詳しくは「企業サイトランキング2008(日経パソコン2008年9月22日号)」を参照してほしいが、富士通はサイトに必要とされる基本情報に加え、「使いやすさ」や「リスク管理」で高得点をマーク。さまざまな年齢層や障害者などへ配慮した「アクセシビリティ」に力を注ぎ、自社の理念や経営戦略を投資家向けに示すIR、社会責任についての考えを示すCSR情報も充実させた。今回は、サイト全体を統括する経営執行役の中山恵子氏に、富士通独自の取り組みについて話を聞いた。

■富士通の事業全体の中で、Webサイトをどう位置付けていますか。

 富士通のサイトは、社会に貢献することと、自社のビジネスに貢献することの2つを重要な課題にしています。前者は、当社が「社会のインフラを支える」という大きな役割を担っていることをきちんと自覚し、その自覚に基づいてさまざまなサービスや製品を提供することです。こうした取り組みを、サイトを通じてきちんと理解してもらう。これが重要です。Webにお金をかけても、ユーザーに正しく理解してもらえなければ無意味です。

 後者は、サイト上でネットビジネスを展開し、そこで収益を上げるという意味ではありません。富士通の既存ビジネスに役立つサイトを構築・運営することを目指しています。これを実現するために、2007年2月にWebビジネス本部という組織を立ち上げました。顧客にささる、つまり顧客にきちんと届く良いコンテンツを作るのがWebビジネス本部の役割です。顧客が見やすい、顧客のニーズに応えられる、といった点を意識しています。

 一方、富士通およびグループ企業が運営するサイトの見栄えや使い勝手を規定し、統一感のあるサイトを構築する業務はコーポレートブランド室が手がけています。アクセシビリティやユーザビリティの技術もとりまとめています。