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 ユニクロは2008年10月23日、ネットを使ったプロモーション「UNIQLOCK」の最新版を発表した。UNIQLOCKは音楽と時計、ダンスの3つの要素を組み合わせたキャンペーンサイト。ブログパーツを配布する。音楽に合わせて女性が踊り、そこにテンポ良く時間が表示される。女性が身に付けている洋服がユニクロの製品で、これによりブランドや商品の認知度を高める。

 最新版のUNIQLOCK4では、発熱保温ウエア「ヒートテック」を女性が着用する。ヒートテックは、汗などの水蒸気を熱に変換したり、熱を逃がさない構造のため、暖かい下着として人気がある。

 UNIQLOCK3までに、UNIQLOCKのWebサイトは世界214カ国で1億7千万PV、ブログパーツは世界87カ国、5万2000個以上(いずれも2008年10月22日時点)の実績がある。そのプロモーション戦略はフランスのカンヌ国際広告賞でグランプリを受賞するにまで至った。最新版のUNIQLOCK4で描く次の一手は何か、同社でWeb戦略を担当するグローバルWeb事業部 部長 兼 マーケティングチーム リーダーの勝部 健太郎氏に聞いた。

■新しいUNIQLOCK4で進化した部分はどこでしょうか。

 変わらない部分と変わる部分があります。制作当初から貫いている「音楽、ダンス、時計」という世界的に誰が見ても分かるコンセプトは変えません。

 一方、変わる部分は大きく分けて2つあります。一つはブログパーツのメディア化をさらに拡張することです。ブログパーツを使って自社のブランドを伝えます。その一環としてiPhone向けのアプリケーションを用意します。携帯電話にはUNIQLOCK3でも対応していましたが、待ち受け画像の提供だったり、ネットにアクセスして見てもらうようなものだったりと対応が十分ではありませんでした。世界規模で流通しているiPhoneに向け、アプリケーションを提供することでさらにブランド認知を上げられると考えています。

 もう一つは、このUNIQLOCK自体のフェーズの変化です。UNIQLOCK3までは、基本的にブランド認知のフェーズでした。それを、商品購買のフェーズに転換していきます。最初は「ヒートテック」です。「ユニクロトライ」と題し、UNIQLOCKを広告媒体にして、世界から1000名程度募集して製品をお届けします。それだけではありません。それを着用していただいた方が、その着心地などをレポートして、動画をアップロードしてもらえるWebサイトも公開予定です。