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鈴木 修(すずき おさむ)
1953年、岩手県生まれ。駒澤大学法学部を卒業。1990年にインターコムに入社。広報部門、マーケティング部門を経て2006年11月にパーソナルシステム事業部の事業部長に就任。一般コンシューマーとSOHOに向けた事業を統括する
(撮影:村田 和聡)

 パソコン高速化ソフトの販売が好調だ。ソースネクストの「驚速」やインターコムの「Super XP Utilities Pro」など、この分野の定番ソフトは、販売本数を着実に増やしている。なぜ、高速化ソフトの人気が高まっているのか。ソフトメーカーは、そのニーズにどう応えていくのか。メーカーの担当者に話を聞いた。

■昨年辺りから、パソコン量販店の店頭で「パソコン高速化ソフトの売れ行きが好調だ」という話をよく聞きます。ソフトメーカーとして実感はありますか。

 ええ、おかげ様でよく売れています。当社の「Super XP Utilities Pro」の最新版は、前のバージョンに比べ、本数ベースで5割増の売れ行きを記録しました。店頭での販売も堅調ですが、それ以上にネットからのダウンロード購入が増えています。特にベクターからのダウンロード件数では、2007年度・ユーティリティー部門の第1位を獲得しました。当社としては大健闘です。

■なぜ、これだけ高速化ソフトが売れているのでしょうか。

 2つの理由が考えられます。1つは、XPだけでなくVistaのユーザーも高速化ソフトを買っていることです。当社のサポートに電話をかけてくる人を調べたら、約4分の1がVistaのユーザーでした。これは予想以上の多さです。Vistaは発売してからまだ1年余りですから、本来ならまだパソコンはサクサク動いているはずなんです。ところが、実際にVistaを使ってみたら予想以上に重かった。きっと、購入直後から遅さに悩んでいる人が、たくさんいるのでしょうね。

 もう1つの理由は、ユーザーのすそ野が広がっていることです。従来、この種のユーティリティーソフトは、パソコン上級者の利用が中心でした。しかし、最近は認知度が上がり、初心者やシニア層にも使っていただけるようになりました。難しいことは考えたくないし、時間もかけたくない。とにかく素早く手軽に高速化したい。そんなユーザーが目立って増えています。