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 パナソニックの「Let's note LIGHT」シリーズや東芝の「dynabook SS」シリーズが代表するように、いまや携帯ノートのバッテリー駆動時間は、カタログ値で10時間前後に達している。ところが、実際に使ってみると、普通の使い方でも、カタログ値の7割、もしくは半分も持たないという声をよく聞く。

 そもそもバッテリー駆動時間のカタログ値は、国内では電子情報技術産業協会(JEITA)が定めた「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver1.0)」(以下、JEITA測定法)に基づくのが一般的だ。そのカタログ値と実際の使用時間とで、なぜ大きな差が出るのか。

 この件について、レノボ・ジャパンの技術者に詳しく話を聞く機会を得た。ノートブック開発研究所の塚本泰道氏は、同社のノートに関する省電力設計を担当しバッテリー駆動時間の測定全般に精通する。先端技術研究所専任研究員の山崎充弘氏は、JEITA測定法の制定の経緯や省電力設計に詳しい。ノートブック開発研究所次長の加藤敬幸氏は、同社ノートの回路設計の責任者で製品企画にも携わる。

 加藤氏によれば、「現在のバッテリー駆動時間の測定法には2つの問題がある」という。一体どのような問題を抱えているのか、詳細を聞いた。

ノートブック開発研究所の塚本泰道氏
ノートブック開発研究所の塚本泰道氏
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先端技術研究所専任研究員の山崎充弘氏
先端技術研究所専任研究員の山崎充弘氏
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ノートブック開発研究所次長の加藤敬幸氏
ノートブック開発研究所次長の加藤敬幸氏
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