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 今やパソコンは我々の生活の中に深く入り込み、日常製品の一つになった。一方で、初心者やシニアにとってはまだまだ操作が難しく、敷居が高いものであるのも事実だ。こうしたユーザーがより気軽にパソコンを楽しめるようにするための新たな試みとして、富士通は2008年、操作を簡単化するさまざまな工夫を凝らした「らくらくパソコン」を発売した。そして、2009年11月には「らくらくパソコン」の新モデルを送り出した。

 新しい「らくらくパソコン」の特徴とこの製品にかける富士通の意気込みを、富士通 パーソナルビジネス本部 本部長代理の三竹兼司氏に聞いた。聞き手は、日経パソコン発行人の宮内祥行。

富士通 パーソナルビジネス本部 本部長代理の三竹兼司氏
富士通 パーソナルビジネス本部 本部長代理の三竹兼司氏

使いやすさに配慮した富士通の「らくらくパソコン」(FMV-BIBLO NF/ER)
使いやすさに配慮した富士通の「らくらくパソコン」(FMV-BIBLO NF/ER)
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■新しい「らくらくパソコン」の特徴を教えてください。

 最大の特徴は、画面に指で直接触れて操作ができるタッチパネル機能を入れたことです。初心者向けの「らくらくパソコン」を企画する中で、もともと「タッチパネル機能を入れてみてはどうか?」という話はあったのですが、今回、Windows 7にタッチパネル機能が搭載されたことで、ちょうどタイミングが合いました。

 ただし、Windows 7はマルチタッチ機能を採用しているのが特徴ですが、「らくらくパソコン」ではあえて、タッチ操作できるのは単純なメニュー選択などに留めています。両手の指を広げて画面をズームしたり、画像をひっくり返したりする操作は、初心者にはむしろ複雑で、機能を限定した方が使いやすいのではないかと考えたためです。

 さらに、文字入力もタッチパネルで行えるようにしました。文字入力パネルのキー配列にはいろいろ議論がありましたが、「あいうえお、かきくけこ」と五十音順に文字が並ぶ銀行のATMと同じスタイルを採用しています。これが初心者の方にとっては一番なじみが深いだろうとの判断からです。一方で、画面に直接、文字を書いて入力する手書き入力にも対応しています。文字の形で認識するため、書き順も関係ありません。認識の精度も、富士通研究所の技術を使い、かなり高いものになっています。

 細かいところでは、Webブラウザーを表示した際に、表示されている画面の下にまだ情報があることを示すために、矢印ボタンが出てくるようになっています。初心者の方は、画面に表示された情報がすべてと思い、下に情報が続いているのに気づかないことが多いからです。